2010年8月アーカイブ

 最近中国語に関わる機会が増え、パソコンで中国語を入力する事にも大分慣れてきました。中国人が話す日本語のよくある間違いの中から、日本人との感覚の差を実感しています。語学を学ぶには、その国の歴史や文化を知らなくては、本当に理解できないように思いました。

 前回は、「中国人の功徳観」について紹介しました。今回は、中国人の縄張り感覚の違いについて紹介したいと思います。
 日本人は、狭い島国に住んでいるせいか、自分の縄張り感覚が強い。縄張り感覚が強い日本人は、自分だけの狭い空間に入ると、ホット安心したりします。一方、中国人は広大な大陸に住んでいるせいか、その縄張り感覚は、おおらかです。狭い空間を嫌う中国では、皇帝の住む紫禁城でも個室トイレは無く、「おまる」で使用していました。地方に行けば、公衆トイレにはドアは無く、私が中国にいた頃、デパートで働く綺麗な女性が、トイレの扉を開け放っていて、驚いたものです。

 また、中国語と日本語の違いにも現れています。日本語は、自分以外の第3者について述べるとき、相手の心の中まで断言する言い方はしません。でも、中国語では他人の心の中も自分のことと同じように断言した言い方をする。例えば、日本語では「彼は嬉しがっている」といいます。中国語では「他很高兴。」と言い、そのまま直訳すると「彼は嬉しい」という風に断言しています。中国人の言語表現は、相手の心の縄張りに、遠慮なく踏み込みます。

 精神性についても、日本と中国は違います。日本の和魂洋才と中国の中体西用という言葉に凝縮されています。

「和魂洋才」→日本固有の精神をもって、西洋の技術や学問を身につける。

「中体西用」→中か文明の思想や伝統を本体とした上で、西洋の科学技術を利用していく。

 「中体西用」の「体」とは、「名は体を表す」という「体」と同じです。誰の目にもはっきり見えないといけません。21世紀の今日でも、中国の国家建設の発想は、この「中体西用」です。中国共産党の第一党独裁体制は「体」であり、近代化の象徴である高層ビルや高速、株式市場などは「用」です。ですから、「体」である中国共産党は、経済発展が進んでも変わらないのです。あくまで「用」の向上は「体」の強化手段に過ぎないからです。
 いわゆる、「靖国神社参拝問題」は、「魂」や「心」を重視する日本側の思いと、これを「体」の問題にしている中国側。つまり、中国にとっては、日本の顔である首相が公に参拝する事自体が問題なのです。この考え方の違いから生じている問題なのです。

 このような縄張り感覚の違いから、日常生活から国政レベルまで様々な問題が生じています。例えば、ある日本人が、中国で列車に乗った時の事です。彼が4人向かいの座席に座っていたとき、買った雑誌を窓の小さなテーブルに置いていました。すると、向かいに座っていた見知らぬ婦人が、何食わぬ顔でさっと手に取り、読んで、黙って元の場所に戻したのです。日本人なら、他人の物は手に取らないか、一言断りを入れるのが普通です。そして、これと同様に国政問題となったのが、東シナ海の日中中間地点におけるガス油田開発をめぐる問題です。日本が黙っていれば、中間にあるものに手を伸ばしてくる。これが、中国人の縄張り感覚なのです。縄張り感覚が大らかなため、日本側のとっては、非常識国家と思ってしまうのですが、あくまでこれは、中国人にとっては当たり前の感覚なのです。(となると、中国が故意にしてきた時は、そうとう覚悟しないといけないということなのでしょうか。)
 知的所有権についても、中国国内で海賊版が反乱しているのも、この大ざっぱな感覚からきているのかもしれません。私も、色々な友人を通して、著作権に関して、中国人には一切罪悪感というものはないのだと、再確認しています。
 
 こういった感覚の違いも、今後中国人を相手にビジネスや交渉をする上でよく理解しておかなくてはいけません。

 参考文献:「貝と羊の中国人」

 

 
Special Thanks to フロアコーティング
 やっと先月、パナソニックの新商品モニター販売で購入した、エコナビ搭載のライトを取り付けてもらいました。そろそろ、すべての家電製品の買い替え時期が来ているので、順次省エネ商品に切り替えています。

 先月たまたま見つけたパナソニックの新商品モニター販売。あらかじめ、入札下限価格と、入札上限価格が設定されており、募集人数も決まっています。何となく面白そうだと思い、試しに入札してみました。落札者の中で一番低い価格が、全員の落札価格に決定します。今回は、すべて入札下限価格での落札となりました。先日電気屋さんで値段を見ると、店頭価格よりも3割ほど安かったです。

 今回購入したエコナビシーリングは、センサーが部屋の明るさを感知して、外からの光に応じて調光してくれます。外が明るい時は省エネルギーで済みますし、曇りのときは自動調光してくれるので、目にも優しく、エコなので助かります。下記↓のような商品説明でした。

  • お部屋の明るさを検知して自動で調光する「エコナビ」搭載
  • 新光源スパイラルパルック蛍光灯搭載で、省エネ性能No.1※1 (10~12畳用家庭用蛍光灯器具、ランプ同光色において)
  • ランプ寿命は、業界No.1※2の長寿命 約20,000時間を実現(高周波点灯専用蛍光ランプ(環形・二重環形・平面二重螺旋形)において)

 電球も順次LEDに買い替えです。主人は仕事の為、毎日帰宅が遅いので、防犯のため電気は点灯したままのしておくので、これで少しは電気代もマシになるかも?です。今年の夏は、猛暑というか異常な暑さで、一般家庭消費電力量も今年の7月は過去最高記録だそうです。熱中症も過去最多で、中でも半数以上が65歳以上の老人です。8月ももう少しで終わりだというのに、まだまだ暑いので、消費電力は増える一方です。その上、電気代の方も値上がりするばかりです。今後もエアコン、冷蔵庫も買い替えを検討中で、冬に向けて最新の空気清浄機も必要と考えています。

 思っていたよりも、意外とお得なモニター販売でした。申し込む際と、購入後のアンケートに答えるだけなので、特に面倒な手続きはありません。電力に関しては、太陽光発電の設置も考えた時もありましたが、まだまだ高額で問題も多そうなので、やめました。発電できないのなら、省エネ商品に買い替えるのも、一つの方法だと思います。

 


 

Special Thanks to フロアコーティング

中国人の功徳観

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戦後私たち日本は、中国に対して巨額のODAや円借款、技術協力を行ってきました。そして、過去の実績として、中国に道路や空港、発電所といった大型経済インフラや医療・環境分野のインフラ整備のための大きなプロジェクトを実施し、現在の中国の経済成長が実現する上で大きな役割を果たしています。
参考:http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/data/chiiki/china.html外務省ホームページ

日本人としては、中国や国際社会において大きな貢献をしているという認識ですが、実は中国人はそうは受け止めていません。確かに、私も中国人から感謝されたり、日本からの援助のおかげで...という話は一度も聞いた事が無いように思います。ここに、日本人と中国人との功徳観の違いがあります。

  • 「功」とは、自分の職業や仕事を通じて、世の為に働く事
  • 「徳」とは、見返りが無い事を承知の上で、人を助ける事
日本人にとっては、「功」「徳」は区別はさほど無く、仕事を通して社会に貢献する事も慈善事業も同じくらい賞賛される。それゆえに日本社会ではこのODAも外交や色々な背景はともかくとして、国際社会に貢献しているのだと考えている人がほとんどだと思います。

 一方、古来中国人は、社会階級や職種にもよりますが、必ずしも自分の仕事に誇りを持つ事が出来なかった。役人や警官は阿漕な方法で庶民から金銭を巻き上げた。そんな悪辣な彼らも、「徳」を積めば罪障の一部を償う事が出来ると考えられた。こういった歴史背景から、自分の罪を償うとされる「功」と「徳」とは別だという考えが生じたのだろうと思われます。
 
 例えば、中国人にとっては、ある人が会社の為に三千万円分貢献して、自分の報酬は500万円で良い、とするのは「功」である。ただし、見返りをもらっている以上、あくまでも「功」となる。これに対して、貧しい人の為に金銭を寄付するのは「徳」である。これを公然と行っても構わないけれど、もし人知れず行うのであれば、更に大きな「徳」と見なされます。
 かつて、日本人は満州国をつくりましたが、中国人にとって日本人の評価は、「功」(治安の確立、交通路の整備、経済建設等)はあっても、「徳」はないということになる。つまり、日本のODAや中国に対する企業支援等についても同様です。
 しかし、日本の民間人が「徳」を行うと、純粋に感謝します。例えば、女優の十勝花子さんが中国の僻地に「希望小学校」建設する運動に協力している事は、「徳」にあたり、中国では大きく取り上げられ、多くの中国人が感動したそうです。ですから、中国でいくら日本企業や日本政府が仕事をし、貢献したとしても、それはあくまで「功」であり、「徳」としては解釈されないという事は、知っておかなくてはなりません。

 また、恩義の貸借関係における認識も日本人とは異なります。日本人は貸借関係に非常に敏感で、人に何かをしてあげる時にも、恩着せがましく言うのは下品だとされています、例えば、「お茶が入りました」という自動詞的な表現をします。
 一方、中国語では、「我给你倒好茶了」(私はあなたの為にお茶を入れてあげました)という意味になる。どちらも同じ行動です。しかし、中国語ではかならず誰の為にといった人間関係の方向性をはっきりと念押しする。それに慣れている中国人は当然「してあげる」と言うほうも、言われる方も恩着せがましさは感じません。
 
 また、恩義貸借関係に対する感受性も違います。中国人も「大恩」に関しては、忘れません。しかし、日常の小さな恩義に関しては、その場で一度「谢谢」といって終わりです。日本人のように、「先日はありがとうございました」などと繰り返し言わない。ここにも、中国人が傲慢で、恩知らずのように誤解される要因があります。ですから、中国人は何て恩知らずで傲慢なんだ!と考えるのではなく、こういった文化の違いがある事をふまえて、今後付き合っていかなくてなならないという事です。
参考文献:「貝と羊の中国人」より


Special Thanks to フロアコーティング

中国人の社交性

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 先日実家に帰省中、親戚の紹介で、日本人の男性と結婚して日本にやって来た中国人の女性と知り合いました。「貝と羊の中国人」でも、中国人のネットワークの強さと、流浪のノウハウについて書きましたが、まさにそれを実感しました。

 彼女は、日本に住むようになって約1年。日本人のご主人の実家近くに住んでいます。まだ、日本語はかなり怪しいのですが、片言の日本語と辞書で、とても積極的に環境になじもうとしている姿に感心しました。彼女との会話は、日本語と中国語でしたが、驚いた事に、なんとMacBookを使用していました。さらに、最新のカシオの中国語電子辞書。そして、Macを見るとそこには、QQという中国人御用達のサイトがあり、メールからブログから、音楽、ゲーム、映画、ショッピング、更にはSkype機能、チャットなどが使えます。こうして、大陸や日本国内、海外にいる友人とつながっているようです。(ちなみに、iPhone版QQというものがあります)
 最近やっとMacを使い、チャットとかブログとか始めた私には、とうてい適わないと感じました。(若干、世代の差を感じてしまいました)でも、中国ではiPhoneは、まだまだ一般的には高額のようで、私の使うiPhoneをみて、欲しいと言っていました。それにしても、苹果(apple)製品は、中国語変換が非常にスムーズで、便利なので使いやすいと実感。中国語を勉強する人には、本当にお勧めです。

 現在、彼女は専業主婦で子供もいない。自分の時間はたっぷりあるようですが、色んな国際交流に参加したり、なんだかとても日本で楽しそうに生活しているといった感じが印象的でした。それ以来、彼女からメールが頻繁にくるようになり、大阪に帰る日も、私の誕生日までも、頻繁にメールをしてくれます。もしかすると日本のその辺の男性よりマメかもしれません(笑)

 女性というのもあるかもしれませんが、適応能力は高いなぁ〜といった印象を受けました。もし、自分ならこんな風に生活できるかな?と考えると、正直微妙です。個人差もあると思いますが、色んな環境で生活をするというのは、とても鍛えられると思います。移民型の人間が、強いというのは、歴史的にも証明されています。正直彼女の日本語のメールは、かなり分かりにくいのですが、それでも頑張って日本語のメールをくれるので、彼女の練習相手になれたらいいと思っています。とはいっても、私の方も主に中国語で返事をし、練習していますが...。中国人のそういった積極的な姿勢は、本当に見習いたいものです。
 

 
 先週から、8日間の予定で実家に帰省しています。実家にはインターネット回線のないで、長期滞在の場合にどうしようかと悩んでいました。実際、iPhoneがあれば、だいたいのことは可能です。Skypeやfringを使えば、実際ドラマの収録も出来ましたし、GoogleTalkもできます。ただ、「秋月」に参加することを除けば...

 そこで、今年の夏は今話題のWiMaxを使って、いざという時にネット回線の無いところでも、MacやiPhoneで連絡が取れるように、今のうちに試しておこうと思いました。

 まず最初に、UQワイマックスの15日間無料お試しに申し込みました。ネットで申し込み後翌日発送で、最短2日後には届きます。(地方によっては3日ほど)発送から、返送着までの15日間のお試しなので、要注意です。

 ちなみに、私はExpressCardというものが、いったい何かを知らなかったのと、最新MacBookProだから大体は大丈夫だろうと安易に考えてしまっていました。その為、まさかの使用できないという事態に陥り、結局全く使用できず、送り返すはめになってしまいました。初めからUSBタイプにしておけば使えたはずです。とはいっても、時間も限られているので、仕方なくネットで、Wi-Fiの付いたNECのルーターを思い切って購入しました。事前に調べていたUQサイトの検索では、実家の電波状況は△でした。案の定、微妙な電波で、設定時は電波のつながる所で、パソコンとUSBケーブルで接続しないといけないので、設定するまでが大変でした。

NEC AtermWM3300R PA-WM3300R(AT)

 今回はとりあえずの実家や旅先でネットが使えるかどうか試すのが目的だったの、とりあえず1Day契約をしました。1日(24時間)わずか¥600です。UQでは、無線LANも申し込めば、無料で使用できるのでお得です。(今後、状況を見て、月契約にするか検討するつもりです。)実際、このコラムもWiMaxのWi-Fiを使用して、書いています。(何しろ電波が2階の窓際にしか届かないので...)そして、Wi-Fiを利用すれば、何台ものパソコンやiPhone,DS,Wiiなどのゲーム機も同時に使用できます。これには、とても感動しました!

 今、世界中で山火事や地震、洪水等の災害が起こっています。万が一の時に備えて、WiMaxといった予備の手段があれば、安心です。電気も止まり、家の光回線も使用できない場合でも、機械とWiMax,充電(バッテリー)さえあれば、連絡も取れるし、情報も手に入ります。
 しかし、このWiMaxも現状、電波状況と充電というのが問題です。これを解決できれば、さらに有効だと思います。電波は今後拡大していくそうですが、充電の方はというと、付属の充電池は約2時間しか持ちません。そして、充電には約3.5時間かかります。バッテリーの予備が、必須だと思いました。ただ、邪道かもしれませんが、バッテリーの予備が無い現在、試しに使用しているのは、以前に佐賀のジョギング会参加のため、iPhoneの充電として購入していたSANYO USB出力付きリチウムイオンバッテリー (専用高容量リチウムイオン電池使用) KBC-L2ASです。このバッテリーから付属のケーブルを使って、充電しながら使用しています。(一応、口コミ等で安全は確認済みです。)付属の充電は本体を使用しながらの充電は出来ないのです。そこが難点でもあります。

IMG_0653.jpg

 まだまだ、色々と問題もありますが、今回使用してみて、とても便利だと実感したので、今後は旅行や帰省のお供にWiMaxとMacが加わりそうです。



 
ドラマ原発震災
 現在、世界中に中国人、又は中国系の人はたくさんいます。よく知られているのが、「華僑」と言われる人々です。「華僑」とは、中国圏外に移住する中国国籍を持つ人々のことで、「華人」とは、定住先の国籍を取得した人々を指します。

 中国人は、日本人と比べると、圧倒的に海外で活躍する人も多く、各国でチャイナタウン、中華街などといった自分たちの町をつくっています。これは、中国人には永い歴史のなかで培われた「流浪のノウハウ」があるからです。

 日本人にとっては、「移民」と「流民」とは全く違います。「移民」とは労働を目的として、永住前提に海外へ定住することで、一方、「流民」とは、何らかの理由で故郷を離れ、他郷をさすらう身となった人のことを言います。
 ところが、中国ではこの2つの境界が非常に曖昧です。それは、中国語の「住」(zhu4)という言葉に現れています。例えば、我住在大阪。(私は大阪に住んでいます。)我打算住在上海三天。(私は上海に3日間滞在するつもりです)どちらも「住」を使います。何日いようが、何年住もうが、「住」なのです。ここに中国人の哲学が表されています。たまたまある土地に移動して、「住」した結果、数日、数ヶ月の滞在で終わるか、それとも子孫代々、定住するかもしれない。そんな未来のことは分からない。だから、「移民」と「流民」の区別が曖昧なのです。

 また、中国の歴史では、王朝交代の混乱期に、しばしば数百万単位の流民が発生するのが常でした。加藤徹著「貝と羊の中国人」の中で、アメリカの大陸横断鉄道の開拓工事で働く中国人移民と日本人移民の違いの例がとても分かりやすいので、紹介します。

 
1862年に始まった、アメリカ大陸横断鉄道の建設には、多数の中国人が働いていました。彼らの多くは清末の「太平天国の乱」の残党でした。一方、日本人は戊辰戦争で破れた旧会津藩士。中国人は、過酷な労働条件の中、白人や黒人も疫病で次々と倒れるなか、病気もせず、元気に働いた。その秘訣は、数千年にも及ぶ歴史の中で、広大な国土をあちこち移動してきたその民族的経験として、「流浪のノウハウ」が蓄積されてきたのです。西洋医学で、明確に殺菌という観念が生まれるその数百年も前から、経験的に加熱消毒を実践していた。また、針治療やつぼマッサージといった民間医療も流浪の知恵です。これにより、お金をかけずに、筋肉痛や体調不良を治し合った。 そして、何よりも最大の強みは、ネットワーク作りの巧みさにあります。中国国内であれ、国外であれ、中国人労働者が身一つで見知らぬ土地にやってきても、同郷人のコミュニティに入れば、最低限の生活は保障され、餓死することはありませんでした。しかし、一方流浪のノウハウを持たない日本人は、悲惨な結果となった。日本人は、持ち前の勤勉さで、懸命に働いた。しかし疫病で倒れた。バックアップしてくれるネットワークも無く、数多くの日本人がその地に散っていった。

 以上参考文献:「貝と羊の中国人」より

 今後、中国と付き合っていくうえで、こういう歴史と経験が蓄積された「流浪のノウハウ」をもつ中国人を理解することは、また重要です。今後、ますます少子高齢化の進む日本に今後「流浪のノウハウ」を持った中国人が多数やってくるでしょう。彼らは、知らぬ土地でのハンディを克服する為に、生きていく為に、必死で学び、実力をつけます。それに太刀打ちできなければ、あっという間に日本は中国の属国のようになるかもしれません。あるいは、その中国人を適切に受け入れ、上手く付き合っていくことで、日本は救われることになるかもしれません。

 先日、読売新聞にこんな記事がありました。「社長公募」に425人殺到ユーシンは7月下旬、期待する社長像として、英語が堪能で思考力に優れる若手であることなどを挙げ、公募する広告を出した。これを見ると、いかに英語、語学力が重要か改めて思い知らされます。とはいっても、しゃべれるだけでは駄目ですが。私の就職の時代ですら、英語は必須と言われていましたが、あれから、未だに何の教育形態も変わっていません。
 今、「秋月」では、奨学生で入られた方が積極的に英語を学んでいます。是非、学ぶ気のある人は活用されてはいかがでしょうか?「愚公精神」の精神で、あきらめず、努力し、学ぶということは、とても大切です。
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 私は10代のころから、海外での生活に憧れ、学校での英語を必死で勉強していましたが、大学進学をきっかけに、これから発展し、世界で一番多くの人々が話す中国語を学んでみようと思い、大学で中国語を専攻していました。私なりに色んな経験や勉強から、中国人の定義のようなものが自分の中で出来上がっていましたが、加藤徹著「貝と羊の中国人」を読み、なるほど!だから、中国人はこうだったんだ!と理解できたことが数多くありました。この本は、歴史的観点から、史実をもとに、非常に分かりやすく書かれており、今後中国人と付き合っていかなくてはならない、私たちにとっては、とても参考になる書です。

 作者は、人は父と母の出会いから生まれる。民族の誕生も同じである。世界の文明国の歴史をさかのぼると、大昔に2つの異質な集団がぶつかり合ったのが起源、という例が多い。そして中国人の祖型は、今から3千年前「殷」「周」という二つの民族集団がぶつかりあって出来たと説明しています。
 
:殷人の本拠地は豊かな東方の地。農耕民族であり、目に見える財貨を重んじていた。まだ金属貨幣が存在しなかった当時、貨幣として使われていたのは、「子安貝」だった。  有形の財物に関わる漢字、寳(宝の旧字体)、財、貨、貴、貯、買、貰などに「貝」が含まれるのは、殷人の気質の名残である。宗教は多神教。殷人は自分たちの王朝を(商)とも呼んだ。これが「商人」の起源とも言われている。


:遊牧民的な気質があった。周人は羊と縁が深かった。宗教は一神教。天は物質的な貢ぎ物よりも、善や義や儀などの無形の善行を好む。義、美、善、儀、議、羨、...など、無形の良いことにかかわる漢字には「羊」が含まれるのは、周人の気質の名残である。

 一般的に、農耕民族は、地面から雑草や樹木や虫など生命がどんどん湧いてくる自然環境に住んでいるため、地域密着型の多神教になりやすい。一方、大草原や砂漠地帯を移動しながら暮らす遊牧民族は空から大きな力が降ってくるという普遍的な一神教を持ちやすいといわれています。

 現代の中国人は、この太古の2つの先祖から、ホンネとしての貝の文化とタテマエとしての羊の文化の、両方を受け継いでいます。全く異なるこの2つを使い分けることが出来るところに、中国人の強みがあります。華僑の商才に象徴される中国人の現実主義は、「貝」であり、儒教や共産主義に象徴される中国人の熱烈なイデオロギー性は、「羊」なのです。これは中国人ならではで、この2つの使い分けは、旧ソビエト連邦の共産党や北朝鮮の労働党には無理なのです。

 2005年の「反日暴動」においても、貝と羊の使い分けがされたと例を挙げています。

 政府の愛国教育は「羊」。日本と経済関係は維持したいというホンネは「貝」。中国政府は頃合いを見計らって、「デモ意外にも愛国心を表現する方法はいくらでもある」と愛国主義の旗を振りつつ、実際には反日デモを沈めた。民衆の方も、風向きが変わったと感じたとたん、ピタリと反日デモを止めた。三千年にもわたり、貝と羊の両方を使い分けてきた中国人ならではの、阿吽の呼吸である。

以上参考文献:「貝と羊の中国人」

こうした2つの文化の違いを理解することは、とても重要なことです。こうした二面性を持ち合わせていることを理解していないと、本当の中国、中国人を理解することは出来ないと思いました。私個人的な意見としては、現代の中国人は、貝の文化的な中国人が多いような気がしますが。まずは、この二つの文化の特性をふまえ、次回は、さらに分かりやすく中国人の特性を紹介していきたいと思います。


 昨日、買い物があり、百貨店に行きました。案の定、土曜日でサマーバーゲン中というのに、人は少なめ、レジにはほとんど客はいないという感じでした。特にコスメカウンターは、客は私一人?っていうくらい、かなり暇そうでした。(梅田や難波はもっと賑わっているのかもしれませんが...)

 最近は、以前ほど服飾品を買わなくなりました。その分、何に使っているかといえば、自己投資(書籍や語学学習、スポーツ用品等)やパソコンやiPhone関係の物に使っているような気がします。とはいえ、最低限のお化粧品は削ることが出来ないので、時々お得な限定キットや記念キットが販売される時に買うようにしています。服とは違って、不景気でも価格を下げて販売するということが無いのは、さすがです。でも、商品の値段は下げないけど、量を少し増やしてみたり、サンプルやプレゼントを付けてみたり、必死のようです。

 化粧品の種類も値段もピンキリです。たまたまカウンターの角の方をみると、すごい値段のものを発見!ち〜っちゃな高級感漂う小瓶にごく少量入ったクリームが3万円していました。これ一つで済むなら、たいして高く無いかもしれませんが、いくつもあるアイテムの中の1品としては、高すぎます。正直年齢とともに肌悩みは増えるものなのですが、販売員さんの歯の浮くような褒め言葉と脅迫のような説明を聞くと、ついついあれもこれも今から必要かもしれない〜!なんて思ってしまいます(笑)。「秋月」でも制空権の重要性を学びましたが、化粧品ブランドでも、はっきりくっきりとその成果が別れているように感じました。

 毎月発行される女性誌には、必ず新商品や人気のある化粧品の宣伝、記事が載っています。化粧品の場合は、CMよりネット上の広告や口コミサイト、雑誌での紹介がとても多く、効果があると感じます。まぁ、これはどこのメーカーもしていることなのですが、今回のある外資系ブランドは宣伝文句も、販売方法も、他の外資系のメーカーと少し違っていました。

 外資系の化粧品は、海外旅行の時に免税店や海外で購入したら、かなり割安で購入できます。ですから、ほとんどデパートでは購入したことがありませんでした。ところが、この美容液だけは、日本人女性の肌に合わせて開発された日本処方で、海外処方のものとは違うそうなのです!


 とまぁ、こんなことを言われると、国内で買うしかないですよね。発売前からかなりの話題性もあって、連日雑誌でも紹介されていました。これにつられて、購入した女性は数知れず。まぁ〜、今回私もその一人となりましたが(笑)。効果のほどは個人差がありますが、何もしないよりかは、手遅れ?になる前に早め早めに対策しておいた方がいいかなぁ〜という保険のようなものです。ちなみに、これが大好評だったから、続々と新商品も発売していました。(こちらもかなり好評だそうです)

 そういえば、これと似た宣伝に、花王のアジエンスというシャンプーがありました。これもアジアの女性をターゲットにしたものです。アジアの女性の髪の美しさを内面から引き出す?といった宣伝文句だったような。アジアで大ヒットしたようですね。私個人的には、髪は女性にとって、アンチエイジングに重要な要素を持っていると思っているので、界面活性剤の使用していない成分にこだわったものを信頼できる美容院で購入しています。(馴染みの美容師さんは、以前シャンプー開発をされていたそうで、かなり成分にはこだわっているようなので、教えていただきました)

 近年の化粧品業界では、クリスマス商戦が一番の鍵を握ると言われているそうです。一番の売り込み時期だそうで、私もついつい限定品が多いので購入してしまうのですが、不景気とはいえ、なかなか削ることができない化粧品ですので、いかに女性の心を引きつけることが出来るのかが勝負のようです。

 聞いたところによると、中国の女性は、化粧品は無添加にこだわる人が多いそうです。日本ほどメイクというのが一般には浸透していないので、メイク方法をあまり知らないそうです。中国では、日本のブランドは、資生堂が一番人気だそうで、資生堂は大陸では日本のようにプチプラコスメ(ドラッグストアー等で販売されている安いコスメ)を販売していないようで、高級品だそうです。そのため、偽物まで出回っているとか。そのため、必ず対面販売で購入する人がほとんどのようです。さすが、中国ですね(笑)直接肌に付けるものなので、品質には細心の注意を払わないといけないという事情が伺えます。



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